竹取物語 其ノ弐
竹は冬に切らねばならない
今回は急を要するので、一足先に伐り出す事にした
先ず、友人の依頼である<かっぽ竹>
節目を慎重に見極め、切る。
篠竹をそれぞれの合う長さに切り出して
埋め込み、タコ糸で補強する
外皮をボンスターできれいに洗う
出来上がりまでの工程は、簡単そうでいて、意外に難しい
この<かっぽ竹>を冷凍庫にて凍らせ
純米の<ひやおろし>などを注ぎ入れ
平猪口に、つつつ...と。
なんとも新鮮な竹の香りが米の酒に移り
それが良く合う
良く合うのだが、
如何せん
じねんぼうの冷凍庫はコレが入る余地はないのだ
うむむのむー
残念である。