雨滝Ⅱ

すぐ脇に流れる 渓相の良い支流に、よだれを流し
大汗を流し、やっとこさ雨滝に到着する。

独特の岩肌を持つことで名のある山なので
この滝の落ち口は特殊なのだろう

凸凹の岩は流れてきた水を分散させ
突起一つ一つから伝って落下し
ゆえに雨の様にパラパラと、ひとしずくづつ落ち
真下から見るとスローなモーションに感じる。


霧雨、のち雨、ところにより土砂降り

竜太郎はこの滝の下で 傘 をさしてアホな写真を撮りたいといったが
傘を持ってきてはおらず、らしき葉っぱを傘にする。
イイ男のアホズラを載せるわけにはいかないので...
実はゲラゲラ笑いすぎて、カメラを構える手がブレてしまったのだ。


替わりに私のアホズラを...