じねり号 解体新書


来月号『自然寅ノ巻』から抜粋

友よ!
これがウワサにもなっていない『じねり号』だ!

路面状況を「これでもかッ!」とゆーほど的確に乗客に伝え

4WDなのに、取説書には何故か
「一般道での4駆走行は絶対しないでください」
(な、なぜに?)

コックピットでは
前面に せまり来る先行車のテールランプに 手の届く距離感のスリルを楽しめ
(ホントに届いたりもする...)

シートアレンジは多彩
2シーターから4シーター
体育座りで乗るなら10人はイケル
(貨物ですから、荷物扱いですケド)

ほのかな市場の かほり を充満させながらの 怪適ドライブ
(怪って...)

AMラヂヲの地方色豊かな「訛り」と
なつかしのアノ「サウンド」を奏で

60kmを超すとウナリをあげる Exhaust sound
(オートマ3速だからゆるしてね)

一度 山に入れば ドロダラケ

オーナーの家族も乗りたがらない



しかし、釣り人の「夢の車」じねり号

イマノトコロ、よろこんで飛び乗るのは
愛犬みかんだけ...
か、
かなしい?