花見考
ヨモギを摘んで、ダンゴだ!
出遅れ気味ではあるが、目的地の桜は咲きかけであろう
小高い丘の周りに20本ほどの桜があり
見渡す限り、緩丘の牧草地に囲まれている
遠くて近い山々から吹き付けてくる冷風で
開花が遅れるのだろう
ボクの一番のお気に入りスポットである
桜の花見は、形式上 行うような気がする
確かに満開の桜の
圧倒的な本数の木々に囲まれると心が和む
されど、花は一輪、一片の花びらが好き
うむ、
まさに、こんなセリフは似合わない
世の中には、似合う人と似合わぬ人がいる
ボクと花は
似合わない
の代表でしかない
か、
かなすい...
ダンゴはとても似合うよ
そういわれても
か、
かなすい...