旧 峠街道 其の壱

二口峠の荒れた峠道は
少しばかり修繕されていた

晴れた日にPW80をミニキャブに乗せて
初秋を走ってみる

紅葉にはまだ早い

愛犬 みかん を連れていく
結構な距離なので
コイツのために湧水をペットボトルに汲む


しばらく走ると本流の源流部に架かる橋に出る



この淵が源流最後の淵やも知れぬ
イワナの姿は見てとれなかった


中腹部の磐司岩(ばんじいわ)
風が強く、雲の流れが速い...

ボクは雲の流れにしばし見入り
人生の、時の流れも然り などと呟いてみる


雲がかかり、一瞬でまた晴れる

さぁ、ゆっくりと走ろう