不可欠な日常のシアワセ

雲を被った大東岳を望み
友人と1年振りとなる渓流へと向かう。


朝陽の杣道を踏みしめ、恋い焦がれた清流と山の女の元へと急ぎ足…


宝石。
あるいは磨き上げられた銀。
離れてみると、一層惚れていたのが解せる。


でーすけと二人で尺上山女魚をそれぞれ手にできた幸運は
山の神と関わって生きてきた友人達の成せる技。
と、深々沁みる日であった。
全ての友人達と山に…