たいふ〜ん

九州から釣り仲間が来る
仙台にいた時は筋金入りの渓流バカだったが
福岡に転勤になってからは
もっぱら磯釣り専門になったようだ。

久々に師匠のお供を、とメールがきた。
親に3年振りに会いに来て、孫だけ預け
自分は釣り三昧、というもくろみらしい。

彼が仙台にいた頃は、私も餌釣りだった
いくらかかじった程度の渓流釣りをしていたので、
理論抜きに、感覚のみで教えた。

始めは感覚の釣りに戸惑ってはいたが、
いまや、なかなかの釣果をあげるようになって来た。
磯も 流れを読む という点では、渓流と同じ感覚である。
メジナを釣り上げた写真をいっぱい送ってきては
どだ!とばかりに挑発する。

私は基本的に、深海釣り・鮎釣り・磯釣りはやらないので
挑発されてもソノ気にはなれない。

幼い時から父親の海釣りキチの付き合い、祖父も鮎専門の釣りキチ
釣りキチの血は受け継いでいるのだが...
あまりにも奥深い渓流の魅力が私を支配しているからだろう
渓流以外の釣りにはそれほどの魅力を感じない。

しかし、渓流での水面直下の釣りに目覚めた時からは
トップウオーターでの釣り全般に興味を持ち出していることも事実だ
これから先の我の釣りスタイルが変わる事の期待でワクワクする

台風と共に来仙する友は 我岩 (ががん) と名乗る
釣りの話をする時の彼の口癖だ。
こー流してましたらね、ガガーンとキマシテね
このフレーズを何百回聞いたことか...

久々のガガンとの釣りを、台風明けのベストの渓流で迎えられそうだ。
ああ、タノシミダ
ああ、タノシミダ