ワインバー
ワインバーに繰り出した
ワイン酒屋の一画を客席にしている
地下には大きな部屋があり、温度湿度が一定に保たれているワインセラーになっている
ウイークディということもあって、客は私達だけだった
客席はアンティークな作りでとても落ち着ける
料理も品数は少ないが美味いしワインに良く合っている
訪れた目的は、次店舗のスタッフに欲しい人材にアプローチするためだ
彼はソムリエを目指している
じつは、もう1人どうしても欲しい人材がいる
彼女は法律の仕事に就いて
今、とても充実している。
彼女を口説くことは、ちょっと難しい
背筋がシャンと伸び、胸を張り
とても良い顔付きをしている
いうなれば
大和撫子
である
さて、口説こうかと思っていると
美味しいワインに酔わされて
気付いたら、ずーっと笑って話をしていた
ちょっとはそれらしい匂いを効かせたつもりだが
また次回に持ち越しになる
それにしても良い晩餐だった