焦点


森をゆっくり、一歩一歩土を踏みしめ
何かに焦点を合わす...

ナンデモナイモノに 焦点を合わす というのは
無意識から何かのきっかけで意識を纏う事なのだろうか?
コレといった目的を持たずに
いったい何に目と意識が向くのだろう...


カウンターに
ちょこん
と、置いてある

松ぼっくりの瓶詰




名は知らぬけれども、
野鳥だったり、草花だったり
石ころや木々だったりを探索しながら歩くと
こんな事を思い付く

時の流れや、時間の通りすぎる時間は
人によってマチマチで
ボクにとっても、焦りながら駆けたり
急ぎ足になったり...

しかしながら稀に ゆったりと流れる時もある

ボクは太っちょなんだけれども
常に急ぎ足だ
汗まみれで駆け回り、這いずり回ったりしながら日々に追われて

あぁ、そうか...
牛歩は遅い足取りだが
豚歩は意外と小走りだったりもするな

こんだ、豚か猪豚の写真を撮ってみよう
たぶんボクと同じで
ブレブレの
焦点の合わぬ 被写体である筈だ