ま、日常とは...


一昨日の事。

天気は大荒れ
街中でも昼から猛吹雪だった

さすがに今日はヒマだろう

と、のんびり構えていたら忙しかった

ま、日常とは こんなモンの連続である

帰り道の深夜、相変わらず吹雪いている
明日もランチの予約がはいっており
早めに市場へ行かねばならん

そして、この天気では確実に早い時間から渋滞するであろう
渋滞が始まる前に、市場から帰って来なければならない

深夜に風呂へ入る

・・・
湯沸かし器が故障して、追いだきが出来ない

ま、日常とは こんなコトの連続である

冷たい身体のまま、未明に市場へと向かう
いつものように安全運転で雪道を飛ばす
40分で着いた

風呂に入る前、魚屋に2件の電話を入れ

速攻で帰るから、用意しとけ

と、伝える。
着いたら、魚屋は朝飯を喰い終えて、コーヒーブレイク中である
魚は用意されていない...

ま、日常とは こんなコトの連続である

急かさせて魚を詰め込む
急いで代金を払う

珈琲飲んでいがいん
こんな道だから、急ぐどキケンが危ねぇど

せっかくなので1杯頂く
他の魚屋も集まってきた
しかたなく2杯頂く
…ヤバイ、釣りの話が始まった
おかわりの3杯目の珈琲に口をつけた時
AM 06:30!!
かなりヤバイ時間だ
やってもうた〜
これだから釣り人との話は困る
いや、ボクが釣り人であることが困る瞬間だ
渋滞に巻き込まれたらおしまいだ
は、はやくかえらねば...

ま、日常とは こんなモンの連続である

走り出して10分もしないうちに渋滞に捕まる
逃げ道もない直線道路だ
トンネルを抜けるとソコはもう、朝だった...

ちきうおんだんかぼうしたいさく
ボクは
「アイドリングストップ」
をしている
小さなコトからコツコツと である。

ながーい、長いアイドリングストップを
何度も何度も繰り返す
車内温度が0℃近いかもしれぬ
吐く息が白くなるが、朝が気持ち良いので
窓を半分開ける
しかし寒くても、愛車「じねり号」はサバイバル道具が常備されてい、
しかも多種多様。
生き延びるということばにピッタリの装備なのである
防寒着などはいぱいある
こんな寒さ、チョロイモンである

しかしだ、車は進まぬ...
渋滞を引き起こす理由とは?
こんだ、論文にしてみよ
などと、考えることも底をついてきた頃
ちょとだけ進む...

考えることもなくなってきた
(あまりにも少ないんでない?もちょと世の中を考えよー)
AMラヂヲからは同じ天気予報と
同じ交通情報。
ちょっと違うパーソナリティーのコメント
好みでない音楽が立て続けに溢れ出てくるので、
消す。
カナシイカナ、じねり号にはえーえむラヂヲしか搭載されてはおらぬのだ
独りアカペラやるのも、こっぱずかしい...

周りの車はエンヂンをかけっぱなしである
みんなでエンヂンを止めれば静かなのに...

前にいて、動こうとしないワンボックスの
マフラーから排出される煙を目で追っていると
睡魔が襲いはじめてきた

自分でも認知できるほど
ぐわんぐわん 上体が回っている
対向車のけたたましいエンヂン音で我に返ると
横の真っ赤なセリカのおばちゃんが笑っている
一瞬、目が合ったが、コチラには顔を向けず
前を向いたままククッと笑いをこらえている
くっそ〜
熟女に寝顔を見られた
この、熟女っつートコロが哀しくもあり、切なくもある

ま、日常とは こんなモンの連続である


そんなこんなで
走りはじめて2時間
イ、イカン!!
モヨウしてきた
うむむ...
この冷え込みで、暖房もなく
魚屋の珈琲3杯
珈琲は利尿作用がぁ〜!!
かなり身体にこたえてきた

ココは追い越し車線
車は動かず
しかも、この先 しばらくはコンビニがない...

思えば昨夜から なぬもかぬも噛み合わぬ
実態の無いモノに苛立ちを覚える
腹が減ってきたためであろう
しかし今日は家を出るのが早すぎたため
妻が作ってくれるオニギリがない
空腹感を通り越し
飢え
に匹敵する感情が、ボクのココロを支配してゆく(言いすぎ^^)

切迫する 食糧危機と膀胱容量
しかし、一番肝心な食料と
空のペットボトルを積載していない愛車...
(ペットボトルに ってのは、かなり無理がある。せめて牛乳パックに^^)
サバイバルカー失格である

ま、日常とは こんなモンの連続である


行き 40分
帰り 180分

も、しばらく
車の運転はしたくない