サクラマス


希少であり、釣り上げるのが困難。
見事な魚体の大きさと色。
風格。

それに加え
鮭鱒科の中でも、ずば抜けて美味ときたら
釣り人の心をぐっと掴んで離さない魚であることも頷ける

これを料理しよう


西京焼き

白の甘味噌と、萩の鶴の吟醸酒粕・砂糖と味醂を合わせ
漬け込む


手前の筋子のようなものは
サクラマスに入っていた卵巣を
同じく西京味噌に漬け込んだものだ


腹身の部分を凍らせて
ルイベ
にする

上品な脂の質は
甘さとなって口に広がる

鮭児(ケイジ)にも
勝るとも劣らぬ味である

まだ、海から溯って間もない
脆く剥がれ落ちてゆく銀鱗を纏った
そういう魚体だからこその脂が
カラダ全体に乗っている

もちろん、塩焼きも美味しい


頭とカマは、ボクがいただく
調理する人間の特権だ

釣り上げたニンゲンは
まぁ、
ソコソコのを喰わせておこう^^