ボクの Pasta jenobeze
この時期になると、バジルの収穫が大忙しになる
なにしろ、
摘芯し、収穫してから2週間でその倍の量が収穫されるから
バジルに追われる日々なのである
昨年の収穫量とほぼ同じのバジリコの葉は
呆れるほどの量で
それをペーストにして冷凍保存する
自店の冷凍庫ではもちろん入り切れないので
業者の冷凍庫に預かってもらっている
こんだけの量を一年で消費するのか?
と、思うが、
消費するのだ
変な和食屋である
今年の重労働は
まだまだ残っているが
作りたてのジェノバソースを使った料理は
ボクの大好物であり
コレを自分で食べたいが為に
畑仕事をしているのである
今年のバジルも香りが強い
そして、欠かせぬのがパンチェッタである
旨味のある無菌豚のバラ肉を使って
熟成させながら塩分を取り込ませ、水分を抜いてゆく
カリカリに炒めたパンチェッタ...
1分だけパスタと一緒に茹でたジャガイモ
松の実のコクと香ばしさ
ニンニクの食欲をそそる香り
オリーブオイルの滑らかさ
ゴーダチーズのオールドタイプたる故の、濃厚な芳香と深い味わい
そしてバジリコの鮮烈さ...
調理段階で加熱してあるのは、松の実だけで、
所謂、生のペースト
フライパンの上でも火は通さずに和えるだけ。
今年のは、
もっと色々な料理に使いたくて
塩をかなり少なく加減した
本場のジェノベーゼを、未だ食していない
美味しいと云われるイタリアンリストラントのも食した事がない
まぁ、
でも、
これでイイのだ
これでイイじゃないか
・・・イイのか?・・・