アンキモ




鮟鱇<アンコウ>を捌いて肝を取り出す

それに下味を付け、
円柱形にまとめ、蒸し上げる

食すと
口の中に入れたとたん、溶けだし
濃厚なふくよかさを持った甘味が広がり
儚いほど、余韻だけを残して形は無くなる

純米酒
<あたごのまつ>
を、
その余韻を確かめる様に含む

唸る...

スダチポン酢の清涼さが
尚、更にインパクトを与え
全てが美味しく感ずる


そして、また

唸る...