和え物



生蛸の足なのか、手なのか...と

吸盤を湯がいたのと、水菜


それを生の真鱈の卵の酒塩漬けと和える




ふむふむ...

竹泉<ちくせん>の
雄町を使った純米吟醸が合う

少しばかり、塩の効いたアテに
豊潤な香りと雄町の甘味が良く合う

店で純米だけを扱ってからというもの、
こうして平盃で少しだけ
ほんの少しだけ、
自分の作った料理と合わせ

酒を確かめるコトが多くなった




其れは私生活でも表れてきている
イイにしろ、ワルイにしろ表れてきている

確かめもせずに、思いついた遊びを
誰彼を巻き込んで
即、実行していたのが

じっくり考え
(ほんの数秒...)
計画を立て
(ごく一部のみ...)
ソレを面白がる人物を選択し
(結局、いつものヤロめら...)
実行する
(相も変わらずオナジコト...)



うん、
大人になった。