かまトロの誘惑
245kgの本マグロ。
最も旨いとされている かまの肉
筋が無く、サシが入っており
大トロより旨みがあり
口の中に入れた瞬間はシッカリと自身の存在を主張し
それを確認させた後に溶けてゆき
素晴らしき後味とその余韻を持続させる力を持っている。
なんと瞬間の味わいを完璧な感覚で受け止められる食材なのだろう。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
昨夜、久しぶりに飲みに出かけた。
ワインの酒店であるが、アンティークな客席も設けてある
女房の2日遅れの誕生祝いで
唸るワインとそれに良く合う料理を楽しむ。
もともとアルコールに弱い2人だが
杯を重ね笑いながら、重ね続けてきた時間を懐かしみながら過ごした。
帰宅してから私は、例によって何時間も早く訪れる二日酔い状態に陥り、横になり
女房は元気に、真っ赤な顔をしながら ハマショー の唄を口ずさみ、
明日の米を研いでいた。
この日は夜明けから渓流の音と風を感じ眠り、
夜更けに女房の鼻歌を聞きながら眠った。