ワイン屋
じねんぼう を立ち上げから見てきて、色々と協力してもらった。
本当は引き抜いてしまいたかったのだが
本人はワイン専門店で勉強するのが望みだった。
将来、飲食店で腕を発揮し、自分の店を持つのが夢。
私も、何年か経ったら、イタリアンの店を持ちたい。
構想はとうに出来上がっていて、
資金ができれば
後はこのソムリエを迎え入れれば良い。
オーナーとシェフとソムリエとギャルソン
この共存はかなり難しい。
オーナーシェフとソムリエのギャルソン
これならば、お互いの感覚をシンクロさせて
喜ばれる料理とワインとサービスを提供できる可能性が高い。
料理ありき なのか ワインありき なのか
彼はこう考えている。
料理に合ったワインを出せば、それはそれで良いのかもしれない。
が、次の盃を期待させ、飲み飽きない料理とワインを提供したい...と。
つまり、コースである。
オリジナリティーを持ち、完成されていながら、それ以上の可能性を秘め、次を想像させながらそれを越すものを魅せる。
私の店はコース料理もだすが、
基本的に単品屋だ。
一品々満足してもらうように作っている。
酒も料理も嗜好品だ
お客様はそれを楽しもうと足を運んでくれる
私はこう思う
自分のスタイルを崩さずに、向上心を持ち作っていけば良いのだと。