市場休みの日
水揚げもない
昨日予想以上に店が忙しかったので
マグロが足らなくなった
明日の準備があるから、いいよ!
と、鮪屋さんがゆーので、あまえる
薄暗く、ドデカイ冷蔵庫での作業時間は長く、つらいものがあるようだ
2℃の庫内は長時間いると芯まで冷えてくる
競り落とした 本マグロ や メバチマグロ が横たわっている
早速おろしてもらい、骨と脂の乗った身を切り分けてもらう
これで今日も滞りなく仕入れは終わった
後は店が混み合うのを期待しつつ
仕込みに入る
○邦 佐藤 生鮪店
塩釜の巨大な市場で、一番の鮪の目利きを持っていると思われる
主人の奥さんの、お母さん・兄弟には
モノゴコロついた時から可愛がられていた
私の離乳食は、ここの鮪だったのだ。
オヤジが胡坐座に私をチョコンと乗せ
酒のつまみを離乳食と言って喰わせたところ
ナンデモカンデモ喰っちまったそうだ
中でも 鮪の骨はたき (中落ちから削ぎ取った身)が大好物だったと...
おもしろいもので、当店の売れ筋No1である。
骨に付いている身は赤身の中では最高峰の旨味がある
脂の乗った鮪の赤身なれば、最強の赤身だ
同じ赤身とはいえども
脂のある魚体と無いのでは格段に味の違いが出る
ここにこだわって仕入れをしているが
○邦さんは確実に答えてくれる
頼もしい職人だ。ありがたい。
じねんぼう では、このようにして
お客さん自身が 蛤の貝 で身を掻いて食してもらう
美味いよ〜!