ニョッキに挑戦
イタリア版 すいとん である
材料はジャガイモ・小麦粉・卵だけのシンプルなもの
小麦粉はデュラムセモリナと強力粉を半々
茹でて味見
ホクッとした感触を残し
モチッとした噛み応えと
ツルンとした舌触りが相まっている
今回は トマトクリームソース にしてみた
パンチェッタの芳醇な塩味がアクセントになり
トマトと生クリームのソースと絡まり
ジャガイモの あの味 と食感...
もっと美味しく作れそうなので
今回のは まかない にする
が...
常連のお客さんであり友人の、私の心を くすぐる 人がいる
いつものことだが
親方!フレッシュな野菜とお魚を使ったパスタください。メニュー載ってないヤツ!
と注文する
彼は私に【お題】を出す事によって 負けを願望する挑戦 を、
私は何時も 受けて立つ 事によって 料理人の引き出し をまさぐる。
こんなのは 大好きだ
おもわずニンマリとする
よくお客さんに
得意料理は何ですか?
と、問われるが
私にとって 得手不得手 は無い
職人たるもの、自分の職に関するものに 不得手 はあってはならないものだと思う
もちろん、得手 は誰でもあるだろうが
それを商売にしている限り 得手 と言って良いのだろうか?
総じて 得手 でなくてはいけないような気がする
そうでなければ新化などしない
好きな料理方法はあるが、あくまで 好き であるからして...
で、
私が好きなのは【お題】であるかもしれない
【春野菜と白魚の旬パスタ・トマトクリームの じゃが芋ニョッキ】