鮟鱇のとも和え
皮と胃袋を プリッ という食感を残すように茹でる
肝は太い血管を取り除き、血抜きし
醤油と酒で下味を付け
ラップで筒状に密閉し、アルミホイルで包み蒸す
冷まして出来上がったアンキモは
惜しげもなく使う
上身とともに潰し、赤味噌で味付け
千切りにした 胃袋と皮を和える
食すと
肝の濃厚な旨味と まったり感。
近海の国産の持ちうる オレンジ色の脂分が
舌の上で 仙台味噌の塩分の濃さ、香ばしさと一緒になって 溶けてゆく
上身 のホクッとした食感と すぐに潰れてしまう儚さ
皮 のムニッとした食感と 黒と白のコントラスト
胃袋 のモチッとした噛み答えに ツルッという舌触り
これらを一体化させる アンキモ の持つ無二のオレンジ色