里芋のそぼろ餡かけ
さて、秋である
美味しい食材が山ほど顔を出し賑わう季節である
ボクの大好物は 里芋 だ
おめげっつぁん (お月見の方言)
色々な野菜が、お盆にところ狭しと盛られる
丸十(さつま芋)
茄子
枝豆 etc...
なかでも、里芋
これが好きで好きで...
石川小芋の天地を切って、真ん中に切り目を入れて
塩を振って 蒸す
竹串を刺して、スッと通ったら出来上がり
皮を摘まんで 剥き、ほわっと湯気がでてるとこを
口に運び、はふはふぁ いって...
私の叔母は、里芋の煮っころがしが得意だった
それを食いたさに毎週押しかけた
私の里芋煮は、叔母の作るそれがベースなのかもしれない
里芋に限らず だが、野菜を焚く時は
出汁 が重要である
焚物には 普通二番出汁を使うが
(鰹節と昆布で一番出汁を取った後の 出がらし に、新たに鰹節を加える方法)
私は一番出汁に、さらに追い鰹で濃い出汁を取る
質素である程度控えめな 素材の味を持つ 里芋
それに 濃い鰹出汁と薄口醤油・味醂で味付けされた里芋は
独特のねっとり感が相まって なんとも美味い
やっとこさ、地物の里芋が出てきた
9日の【河原でドラム缶ピッツァ】に
仙台名物、山形風 芋煮?も作ることにした
もちろん里芋が主役である。
ピッツァとは相性が良くなさそうだが
それはそれとして、食べよう