新筍の炊き込み御飯
出るのも早かったが
終わるのも早い
今日仕入れたのが最後らしい
桜の後を追って、これから北上してくる
今、品書きに載っている筍の料理は
鴨の挟み焼き
若筍煮
であるが
今日のランチには
土鍋で炊いた筍御飯が盛り込まれた
土鍋がぐつぐついいはじめて
湯気が勢いよく吹き出すと
店中に春の香りが充満してくる
はじめちょろちょろ なかぱっぱ
あかごないても ふたとるな
さいごにわらをひとくべり...
僅かにコゲの香りがしたら炊き上がりである
薄味の、だけれども濃い鰹出汁の効いた
ほのかに甘みのある炊き込み御飯
早く地物の時期にならないかと
シャベルと鶴嘴、大きい畚を準備するボクであった...
写真がないと、何とも映えないブログであることか...