アイナメの葛叩き


アイナメ・アブラメ・アブラコ・ネウ
そんな呼び名がある根魚である

晩秋になると、産卵の為 接岸してくる
♂も産卵時期になると♀に性転換し
種の繁栄に一生懸命にガンバル魚である

この時期は、ちょっと沖の方で釣れる
まだ雄は雄であり、雌は雌である今日この頃

脂も乗りはじめ、非常に美味しくなってきた

そのままお造りでも出しているが
仙台でも汗ばむ日が多くなってきたので
涼しげな
葛叩き
にしてみた...

軽く薄塩を当て、余計な水分を出した後
皮一枚を残して 骨切り する

鱧(ハモ)の骨切りの要領だが
薄くなく、厚めに切る

片栗粉を刷毛でまんべんなく打って
サッと湯通しし、冷水に取る

水気を切って
梅肉と醤油、味醂を加えて 梅肉醤油 を
ちょこんと乗せ、山葵でいただくと美味しいかと思う

片栗粉によって、ツルンとした食感と
火を通したアイナメ自体のホッコリした食感が合い混ざる
梅肉醤油の酸味が味の引き立て役になる


ボクは小振りのアイナメが釣れた時は
必ずといっていいほど
コレを作る

今日のは、大きめだったが
やっぱり旨い

も、そろそろ 夏になるな〜
バジルに水やってこ!