A celebration wedding anniversary

完全予約制のランチ

今日のお客様は結婚記念日のお祝いに使っていただいた


幸せそうなご夫婦であった




あ゛!!!
3日も過ぎている
ヤ、ヤヴァイ...

『いいわねぇ〜若いうちは...ウチはな〜んも無かったわね、今年...』

女将のセリフである

あぁ、
ああぁ、
ど、どうしよう...

『今度の月曜に、ゼフィーロの予約とってあるから
二人でお祝いしようと思って...
ホントだで!ウソでないって!』

さて、でんわしよーっと


おもえば
結婚当初、結婚記念日には
今はなくなってしまったけれど
フレンチレストラン【キャトルバン】で食事をしていた
それはもう、とても美味しいレストランだった
手の込んでいて、それを感じさせない
そして美味しい
そんな店だった

若いスタッフを育て上げ、世に送り出す事に精を尽し
美味を追及しているシェフだった

ボクは二十歳の頃からお金叩いて行ったのだが
残念な事に病気で引退された

ボクの知っている優秀で粋な料理人は
どんどん退いて行ってしまう
料理界の損失である

目標となる人物が、手の届かぬトコへ行ってしまう
せめて近づいた域までボクが辿り着く間
引退はしないでほしいのだが...

zefiro には、それに成りうる
若く、キュートなシェフがいる

でんわしよー