ヒラ



友人から、クール宅急便が届く
四国の荒海に棲むヒラズズキである
サラシから釣り上げた貴重な魚体


氷詰めされた魚体は、活け〆してあり
鮮度バツグン!

早速、鱗を削ぎ取る

ウロコは通常、コケラ引きや、出刃でとるが
鱗煎餅を作りたくてこのように
庖丁で削いてゆく

皮と鱗のあいだを切る
庖丁の角度で皮を削ってしまうことがあるので
ちょっと難しいが
慣れると意外に簡単で
身にも負担をかけないから
本来、身質が柔らかい魚に使う手法である


きれいな油で揚げるだけ
簡単な料理なのだけれども
ちょこっとだけ技術がいる

さて、お造りだ


マルスズキより はるかに美味い
何も言えない美味しさだ

写真に収めるのを忘れてしまったが
湯引きした皮も食べた
薬味を乗せ、ポン酢をちょっと垂らして...

宮城県では稀に漁獲がある
500本に1本位の割合なのだそうだが
食したことは無い
たとえ手に入っても
棲む場所と水質やら何やら違えば
同じ種でも、個体差が出てくるのは当たり前だ


とても美味しくいただきました

Ray Tune さん、がちゃ兄ぃ!
ありがとう