釣魚料理の一片

低気圧の影響で
海原は時化...

ウネリが大きく、風波が飛び散り
雪が横に降ったかと思えば
霙になり、
これぞ氷雨と云わんばかりの雨が
横っ面に絶え間なく刺さり続ける...

苦行のような釣りは
船酔いをもたらし、胃袋を握り潰そうとする

そんなんになっても釣り続けるのは何故だろう

ボクの場合
釣りが好きだから

釣った獲物を美味しく食べたい、食べさせたい

が基本にあるからだろう

本命である 黒メバルの尺サイズも数も出なかったが
毎度のことながらカレイはいぱい釣れた

さて、今日はどう料理してくれよう

写真をいっぱい貼ろう


小さいのは醤油で色を付けた酒塩に漬け込んで
明日干すが、今食べる分は
漬け込んだのをそのまま焼く


小さいのを選んで、じっくり焼くと
縁側の骨まで食せる

ただ塩を振って焼くよりも、本来の旨味を引き出して美味い
身が活きているので骨から外れ、そっくり返る
ひじょーに食べやすい


卵を抱いている

五枚になど、面倒でおろしていられないので
三枚におろす
その後、切り分ければ仕事が早いのである

骨は骨煎餅にする


サックリ、ポリポリ、パリパリ

身の方は握り鮨にする


小アジも釣れたので握る

黒と白の帯は、カレイの身を引いた皮をサッと霜降りしたもの

白身の淡白な旨味と、上品な味わい
皮と身の弾力
パーフェクツ!である

そしてもう一品


抱いていた卵を煮付けた
それをアツアツのご飯の上に...

ふふふのふ

にっぽん人の釣り人で
和食の料理人で ヨカッタ...


おぉ、忘れとった!
美味しいおいしいメバルの煮付け

この煮汁をかけて、ご飯おかわりぃ!

ぶふふのぶぅ

太っちょで ヨカッタ...

なんぼでも喰えるわい!