どぶ
生酛(きもと)の どぶ
奈良の酒である
純米酒で濁り酒
熱燗でも崩れることなく
より美味さを際立てる酒
瓶燗とは
瓶ごとストーブの上にかけてあるタライに
どっぽんと入れて呑んでみろ
というコトらしい
燗冷ましは不味くなる
そう云われ続けてきたが
この酒は、燗冷ましもまた旨い
本来の純米酒とは、こう云うものである
日本酒度数 18 と、
かなり辛口の表示だが
実際は甘味の方がはるかに強い
濁り酒特有のマトワリつきもなく
サラッと入り、米の甘味が口の中で柔らかく広がる
そして、何も邪魔しない
程良く、軽やかな 酸味
豊潤でいてピリッと締まる酒である
これは人気が出るだろう...
どんな肴にも合いそうだが
脂の強いものに より合いそうだ
魚介ならば、脂の乗った
縞ほっけ焼き
肉類ならば
三元豚の 角煮あんかけ
ま、
まずい...
記事を書いているうちに
また飲みたくなってきた
お、
おなかも減ってきた
お酒は弱いし、ご飯も食べたばかりなのにぃぃぃ!
あぁ、
つくづく因果な商売である
ゐっ?
ただの 自制心欠落?
うむ〜ぅ...
そうだったのかー
そ云えば、思い当たる節 だらけである。