筍掘りに、毎年通う山がある

竹林というのは、人の手を入れ
管理しないと、良い筍が土を盛り上げてはくれない

竹を間引いて、スペースを空けるのだが
ボクの通う竹林は
傾斜がキツイので
いざ、間引こうとしても重労働になってしまうのだ

たまに足を滑らせ、
上から転がり落ちる
まるで、パチンコ台の上から落ちてくる
パチンコ玉のように
竹に当たって、方向を変えながら転がって...

しかし、
そんな苦労をしてでも
筍の

ほのかな甘みと苦み
身体全体に沁みわたる旨味
ほとばしる瑞々しさ

が、ボクを駆り立てるのだ




さて、
今年はどんな料理を作ろうか...

5月が待ち遠しい