豆ご飯



益子焼の茶釜で、炊き込み御飯を炊く

今回は

豆ご飯

である
ボクの大好物...


旬は短いので
ほんのちょっとの期間だけしか食べる事が出来ない
そこが哀しい...

もちろん、
冷凍保存もできるが
やはり...



塩のみで味付けした

酒と、鞘と昆布を加え炊くが
豆は入れない

豆を茹でた時のエグミがでるので
豆は下茹でをし、炊き上がったら入れて蒸らす

皮が異常に縮んでしまうのも防げる

鞘は、ほんの僅かな色付けと、香りを移す



ほんのり塩味が効き
昆布の旨味と
豆の、ホクッとした食感に、
思わず和んでしまう、田舎を思い出させる味

素朴

そんな言葉が好きなボクには
色々な想い出が滲み出てくるご飯なのである

ボクに渓流釣りを教えてくれた師匠は
この豆ご飯が大好きであった
今頃、四国の渓流のどこかで
河原に火を熾し
飯盒で炊いているに違いない