樹皮
春に山菜採りへ行った時のこと
コシアブラの芽を採るだけのために
無残にも切り倒された、コシアブラでは大木の
森の中に横たわっていた倒木...
なにも、ここまでしなくとも...
枝を間引くだけでイイじゃないか
根っこから切ったら
その木はお終いだ
しかもチェインソーで切り殴ってある
みたところ7本。
商売にするなら
テメェの庭や山に植えろよ
そしたらきっと
長い梯子や脚立で
丁寧に採るんだろ?
来年も採れるようにな...
何故、山を自分の庭だと思えぬのか
不思議でならない
腹が立つよりも先に
木にすまない気持ちになっちまった
このまま朽ち果てるのを毎年見続けるのも嫌なので
それをミニキャブに積める程度の長さに切り揃え
積めるだけ積んで持って帰ってきた
今まで乾燥させたので、かなり軽くなる。
この木は、コシが強いので
丸太切りにしても割れないのだ。
コシアブラは独特の樹皮を纏っている
柔軟性があり、コシが強いため
「曲げ」に耐え得る樹皮なのだろう
ジグソーパズルの様に
一つ一つのピースが、色の違いで
とても綺麗な文様を作り
しなったのであろう、枝別れの部分は
シワになっている
不思議な樹皮だ
この部位は直径10cm ほど。
先ずは、庖丁立てを作ろう...