iwana no kioku




来年まで会えぬな...
元気でいてくれ

そんな別れの言葉を残し、流れに放つ

イワナの目には、森が染みている
ボクの目にも、其れは染み移される

綺麗な森の魚

写真に見入ると一ヶ月前の出来事が...

はたまた、数年前、数十年前の写真を覗き込んでも、昨日のコトの様に

記憶が隅々まで蘇り...




おそらく...

物忘れの激しいボクの脳は
これらの記憶で一杯になっていて

普段の役目を果たさないでいる

と云う事になっているのだろうと、思わざるを得ないのである。



勝手な屁理屈と、皆は云う...