朝陽の中のこんじきヤマメ



梅雨らしい日が続いた数日間の中の
気持ち良い晴れ間

上流部へと朝駆けス。


朝露を纏った草むらの藪漕ぎをし、溪へと出ると
柔らかな朝陽が まだ冷たく映る所々の石や水を温めていた


背中にその温かみを感じながら、
瀬へとアップクロスに抛ったRTミノーは
元気なヤマメを連れてくる


まったく同色。

其れが妙におかしく、微笑ましくもありシャッターを切る

陽の当たる場所でいると
うっすらと銀鱗を纏った流線の体躯は金色に輝きだす





その美しさに時を置き、
朝陽に向かって街へと向かった...

そんな始まりの一日は、いかんせん仕事なので

のたり

とは出来ぬが
ナニやら ひねもす心地良いのである