がちゃこ兄やん
渓流アソビ を堪能する
いい大人のおっさん達が、自然に囲まれて イイ遊びをする
楽しい
そりゃも、楽しい
楽しい しかない
着いたその足でGパンのまま入渓
うひゃひゃひゃと、次のポイントへ移動し
2河川の状況を見る・釣る
二日目…
曇り空だが、雨粒は落ちてこない
霧のかかる緑と水に囲まれ 遊ぶ
瀑布の中、清らかな洗礼のミストを浴びる
そして 釣る
飽く事無く 釣り続ける
夜明けからパンを齧ったのみで釣り続け
さすがに3人とも腹が減り、宴会を開く
上流、上流へと向かい、山ノ神に近寄る
ここは 山ノ神が見守る宴会場
さて、焚火だ
岩魚と山女魚の刺身は、平たい石の器に盛られて
元気だった渓魚達は、焚火の横で躍らせられ 飴色になるのを待つ
がちゃこ兄やんは渓魚の飴色を喰らう時
渓流に向かう。昨年もそうだった
そして一口毎に 山を見上げ、大きく溜息を漏らす
その後姿は、いい歳のおっさんが イイ遊びをしている後姿に見える
横を見ると、でーすけも ハフハホいいながら 目を閉じて空を見上げている
山の闇が近づいてきても、三人は腰を上げない
この現実と暫しの別れさえもしたくないのだ