ひとときの充実感

昨夜から霧雨が降っていた...

朝起きてみるとやはり雨である

予定していた釣りと、犬小屋作りは断念

ふて寝に突入!

だが、雨でも釣りは出来る
当たり前のことではあるが
今年初の渓流であるからにして 晴れてほしかった

毎年そうであるが、何故か洗車をし、ワックスをかけ
車をきれいにして出かける
別に主だった理由など無いのだが、自分でもフシギな行動である

年が明けてすぐに準備していたタックルは
半年のブランクがあるにもかかわらず
毎日そうしているかのように車に積み込まれてゆく

幸い 雨は止んでいる


いつもの通いなれた道程は
実程より近く感じられていた...筈であった
しかし、意外と長く感じる

考える事柄がでてこない
鼻歌も出てこない
しかし憂鬱などでは絶対ない
ワクワクしている というほどでもない
おかしいぞ?
いつもの解禁と違う
そんな感覚に陥っていると
窓の外に映る まだつぼみの桜並木の間から
渓がチラッと見えた
おぉ、来た!
今年もやってきた!
うん、戻ってきたぞ!この感覚だ

秋保大滝の神社で御参りをする
今年も怪我無く、皆で楽しく釣りができますように

我ながら単純な回路が復活した
ウキウキしながら一目散で目的の上流へと向かう

気が付けば雨が強くなってきているが
盛り上がってきたどー!

撥水剤を塗りこんだフロントウインドウが雨を弾く

空地に車を止め、リアドアで雨を避けながら
(ここだけがジムニーよりイイところ)
ちょこっとパワーアップした身体をウエィダーに滑り込ませる
あ、
ココに不適切な表現があった事をお詫びと共に訂正いたします

ちょこっとパワーアップした身体をウエィダーに
むりくそ身体をねじ込ませる^^;

坂道を下りるとそこは渓流の、いつもと同じ顔の渓流の...
ウム、これで良し
ほんの100m を釣っただけで満たされてしまった
独りより仲間と釣りを楽しみたい
そんな気持ちが大きい

渓魚もやる気のないチェイスを2度見せてくれたし
もう、戻ろう

ガラス工房でじっくりダベッて、珈琲を啜り
釣りをした倍の時間をかけて帰る

こうしてボクの渓流解禁一日目は終わった


追伸
あと一週間で買い物の品が来る


はたして使いこなせるのだろうか?
いや、使うことが出来るのだろうか?
甚だ不安であり、疑問である。