ガセネタⅢ

これまで【ガセネタ】・【続ガセネタ】と
ガセネタシリーズをお送りしてきたが

ガセネタとは何ぞや?
この定義を知っていただきたい

オイラ達、ノータリン の集まりである
ノータリンといっても
仕事ではそれぞれが企業の中のスペシャリストである
…ではあるが、
こと、遊びとなると ノータリン である

しかし、ただの 「脳 足りん」 ではなく
天然のノータリンである(あ、もっと悪いか...)

で、^^;
そのノータリンのヤローどもが、ダメな結果をあえて笑いにしようぢゃないか
ホンマモンだったら もーけ

そこまでのプロセスに
ワクワク、ドキドキしながら
ゲラララと上品な笑いを天に響かせながら生きてゆく
そんな 大スペクタクルなヒューマンドラマに欠かせないのが
【ガセネタ】 なのである
わははのは〜




サトケンの今回のガセネタは
数十年前に遡り、歴史を紐解いていかねばならない...


・・・奇妙沼・・・

どう読んでも、きみょう沼 としか読めないが
「きたい沼」と読むらしい...

なんでも、標高がそこそこ高い所にあり
そこから湧き出る湧水は膨大な量となっているそうだ
貯水槽のようなものがあり
でかいポンプでも格納してあるかのような建物が、その沼のそばにあった

さて、サトケンの拾ってきた話はこうである

何十年か前に、レインボートラウトを誰かが放流した
その話を聞きつけた釣り人が試しに釣りに行ったと...
放流してから10年以上も経つと
魚は野生化しつつ、巨大化していったらしく
その時、その釣り人は 良型のレインボーを釣り上げ
釣り上げはしなかったものの、60cm UP の魚体も確認したと...

その話をサトケンがノータリン達に吹き込んだわけである

ただ
ただ、その釣り人が奇妙沼で釣ったのは
10年前の話である

…むむぅ、10年前か…
ここで、良識ある人物は
アホクサ!
と、なるのだろうが
そこは世界に誇るほどの ノータリン であるからにして
ホイホイと話に飛びつく...
まったくと言っていいほど、人を疑う事を知らぬ
こまったおっさんのガキどもである



サトケンとオイラ達の頭の中に描き出されていた奇妙沼は
それはそれは綺麗な水を満々と湛えていた
なにせ、付近の町村の生活用水をまかなうほどの水ガメである...らしい
毎分何千リットルの水を湧き出させているのだろう?

しかし、現実はただの沼。
どこにでもある、どよ〜んとした水色の沼で
生命反応をあまり感じられないそれであった


釣り人が「生命反応を感じない」と思った時は
ホントにいない
もしくは、どうやっても釣れない
と感じた時である

気持ちは最初から折れてしまっていたのである...
ボクとリュータロはロッドを出すに、かなりの時間を要した
サトケンは言いだしっぺであるからにして
一生懸命キャストを繰り返す
餌釣り師のハイパー今村さえも、2‐3投で心が折れていた
ま、
結果は
なーんも釣れなかった
である。


そうなると、矛先は山菜に替わる
今がまさに 採り頃 というタラの芽が密生している


そのまま我々は山菜採りにうつつをぬかす


ヘッポコ山菜採り師のサトケン
なんでも、どの新芽を見ても
自分が食べたい山菜に見えてくるらしい
毒草には気をつけてもらいたいものである...

ついでに、こんなんも...


この後、雪代(ゆきしろ:雪解け水)の入った渓流で釣りをするも
思い出し笑いが出、もうお腹いっぱいであるから
そうそうに帰り支度をする

次のガセネタに心躍らせ
皆、帰ったに違いない

げらげら