酒煎り塩





土鍋に酒と岩塩を入れ、煮切る

他にも隠し味がいくつか入るコトになる


いったいナニを作ろうとしているのか...

さて、
その作ろうとしているモノには、味のある日本酒が必要である

はじめから色が濃いのは

酒の作り方に工夫があるからだ。


ここの蔵人は、
他所で不味い酒を飲まねばならぬ時
この酒で割って飲むそうだ

このまま熱燗にしても旨い酒である



<酒煎り塩>


吸い物のアタリを付ける時にも使う

今回は、
お造りの醤油の替えにした

旨い魚を、より美味しく食すため
本来の素材の味を引き出す...
というか、醤油の雑味を省く
とでも云おうか...

これで造りが、酒がもっと美味くなる筈である





紙塩し、
皮霜造りにした鯛を、昆布〆にした。

紙塩を当てて身についた塩気が
これまた調和の鍵と成り得たのは
後からのオマケである

このオマケは
ボクにとって、とても有意義な発見であった。

これだから料理はやめられぬ...


まぁ、
やめたらオマンマの喰い上げであるが




さて、分量を書きあげるとするか...