朝陽の中の朝ご飯 08 初冬 其の参




でこい マグロのカマが焼き上がった

茶釜のご飯は美味しく炊けている筈である


おぉ!
見事に底一列

この技を習得するに
ボクの青春時代を費やしただけのこたぁ、アル

焚火の煙の中で
吹き上げるご飯の湯気を嗅ぎ分け

底一列のお焦げの
その微妙な香ばしさで判断しなければならぬのだ

とても難しいのだ




今回の朝ご飯の<お献立>


海老名高地のささにしき米

朝摘みワカメとジャガイモ、豆腐の味噌汁

十郎梅の無添加の<すっぱしょっぱい梅干し>

泉橋酒造の酒粕で漬けた<小メロン酒粕漬け>

じねんぼう糠床、2週間熟成<すっぱ糠漬け>

ひがしもの鮪の<カマと尾肉の塩焼き>



今回もたいへん美味しい朝ご飯であった

朝ご飯には、お漬物と味噌汁が
重要な役割を持っているコトを再認識しつつ

日本人とあめりか人と犬のココロを
十二分に震わす食卓であったのだ


みかんは銀シャリが大好きで
マグロのカマも大好きだ

文字通り、飛んでくる


おわり...


途中から
でーすけの写真でお送りいたしました^^