朝陽の中の朝ごはん 其の弐
okino myoujin jima
いっとき、朝靄が辺りを暗くしたが
今日は快晴になるような気がした
何故なら、朝ごはんは快晴が似合うからである
朝陽の中で焚き火朝ごはん作りが始まった
益子焼の、ぶ厚くて重い「茶釜」は
ご飯を炊くに、最適な釜である
瞬く間に湯気がシューシュー吹き出てくる
ぼこっこっこぼこぼこっこっこ
茶釜の中で白米が踊っているのが聞こえる
三本木町、伊場野の白菜と曲がり葱、大根
ケンが持ってきた ミツギモノ である
それに朝摘みの生海苔を最後に入れる
炊き上がったご飯も蒸れたようだ
力強い薪の炎
茶釜
新米
湧水
ほぼテンサイ調理人
ハラ減らしヤラウども
全ての条件が揃い
しかも、完璧なる朝だ
いよいよ主菜の登場だ