山男の 持ちモノ
この時期に購入するのもナンだが
刃物を手に入れた
山で使う鉈(ナタ)が欲しかったのだ
今年の山菜採りで、崖を走り降りた時か
藪漕ぎが続いた時か
コシアブラの木に登って叩き落ちた時か
はたまた 湖に落して
「お前が落とした鉈は この金の鉈か?銀か?」
などと言ってくれるキレイなオネイサンも出てこなかったのか
安物の鉈を失くしてしまった...
ボクにとって、山歩きには必需品である
必需品なのに、いつも安物ばかり買っていた
安物故に、ベルトが切れたり、鞘から抜け落ちたり
分厚いブレードなのに、鋼(はがね)部分が柔らかく
使い込むうちに、刃が捲れてきたり、木に負けたりで
道具として頼りにならないトコロは多々あった
昔は割烹料理屋が軒を連ねていた 立町にある、「中山包丁店」
ボクがナイフや包丁を買う店だ
親爺の趣味で、庖丁よりもナイフの方が圧倒的に多い
本業の和庖丁
カスタムナイフ中型 表の顔・ショーケース
バックルナイフ カスタムナイフ小型
親爺に気に入られると、隠し部屋に通される
親爺 隠し部屋
引出しの中のカスタムナイフ 鉈
山刀 カスタムナイフ
大きな茶箪笥の引出しの中に
カスタムナイフがぎっちりと詰まっているのだ
コーヒーを啜りながら
これでもか!
と、出てくる、親爺の自慢を
全て手に取って、眺めまわす
和刀 鋏(全部で60万ヱン)ひょえ〜!
さて、どれにしよ?